中1 名詞

名詞の練習問題

スマホ・タブレット・パソコンでできる選択問題と並べかえの問題を用意しました。
100%攻略を目指しましょう!
予習の方は下の解説を読んでから問題に取り組みましょう。
復習の方は問題をやってみてわからないことがあれば下の解説を読んでください。

選択問題
ランダムに6題出題されます。

並べかえ問題
ランダムに5題出題されます。不要な語がある場合もあります。

名詞は、人やもの、場所などを表す言葉です。
例)
book「本」
student「生徒」
city「都市」
man「男性」
water「水」
Hiroki「ヒロキ」
Aichi「愛知」

英語の名詞は、
可算名詞(かさんめいし・数えられるもの)と
不可算名詞(ふかさんめいし・数えられないもの)の大きく2つにわけられます。

可算名詞

数えられる名詞は、1つのときと2つ以上になったときで形が変わります。
1つのときの形を単数形(たんすうけい)、2つ以上のときの形を複数形(ふくすうけい)といいます。

a と an と the

a と an は不定冠詞(ふていかんし)、the は定冠詞(ていかんし)と呼ばれます。
以下、なんとなくイメージできればOKです。

冠詞の the は話している人どうしが特できるものにつきます。
難しくいえば共通認識が得られている、
簡単にいえば「アレだよ」といえば「あー、アレね」とわかってもらえるというものにつきます。
「その」と訳されます。
the は名詞の単数形にも複数形にもつけることができます。

不定冠詞の a と an は特定できない(会話に初めてでてくる)数えられる名詞(可算名詞)の単数形につきます。
a と an は「1つの、1人の」という意味です。
しかーし、日本語は数を気にしないので訳されていない場合が多々あります。
ということで、日本語から英語にするとき、「忘れやすいぞ!気をつけろ!」と覚えておきましょう。
a は子音(しいん)で始まる言葉の前につき、
an は母音(ぼいん)で始まる言葉の前につきます。
母音は”a,i,u,e,o”の音、子音はそれ以外の音です。
a と an の使い分けはつづりではなく、発音で決まるので注意しましょう。
an hour( つづりでは h だけど、アウアーと読むので an )
a university( つづりでは u だけど、ユニバーシティと読むので a )
ただ、たいていは文字見て a,i,u,e,o なら an でいけますので、ご安心くだされ。

複数形の作り方

日本語では、1本でも「にんじん」、2本でも「にんじん」で数によって形は変わりません。
しかし、面倒なことに英語では1つのときと2つ以上のときで形が変わるのです。
2つ以上のときの形を複数形といい、下の1~5のように変化させます。

1. ふつうは単語の最後に -s をつける。

例)
book(本) → books
student(生徒) → students
sister(姉・妹) → sisters
pen(ペン) → pens

2. 最後が ch , sh , s , (o) , x のものは -es をつける。

ch sh s o x はチャーシューソックスと覚えましょう。
例)
watch(腕時計) → watches
dish(大皿・料理) → dishes
bus(バス) → buses
box(箱) → boxes

o で終わるものについては、-es になる場合と -s になる場合があります。
例)-es
potato(じゃがいも) → potatoes
tomato(トマト) → tomatoes
hero(英雄) → heroes
例)-s
radio(ラジオ) → radios

zoo(動物園) → zoos
piano(ピアノ) → pianos
photo(写真) → photos

うわっと思わないでください。
ややこしいので、先生もあまり出さないはずです。大丈夫です。
(意地悪な先生でも上の7つを覚えておけばなんくるないさ~)

3. 最後が 子音+y で終わるときは、yをiにしてes をつけます。

子音は母音(”a,i,u,e,o”の音)ではない音をさします。
何か難しそうで嫌だ!と思った人はとりあえず変わるものを覚えてしまえば大丈夫です。
例)
library(図書館) → libraries
city(都市) → cities
story(物語、話) → stories
country(国) → countries
family(家族) → families
baby(赤ちゃん) → babies

4. 特別な変化をするもの。

child(子ども) → children
man(男性) → men
woman(女性) → women
life(命) → lives
knife(ナイフ) → knives
等々いろいろありますが、今回は調子に乗らず必要最小限のものにしぼりました。覚えて!

5. 単数形と複数形が同じ形のもの(単複同形(たんぷくどうけい)といいます)。

fish(魚)
sheep(羊)
Japanese(日本人)
Chinese(中国人)
yen(円)
等々いろいろありますが、今回は調子に乗らず必要最小限のものにしぼりました。覚えて!
※yen は one hundred yen のようにいつも yen ですが、dollar(ドル) は ten dollars のように複数形があります。

不可算名詞

不可算名詞(ふかさんめいし)は数えられない名詞で、液体や気体、形がないものです。
例)
water(水)
coffee(コーヒー)
milk(牛乳)
tea(お茶・紅茶)
rice(米)
bread(パン)
money(お金)
homework(宿題)
advice(アドバイス)
information(情報)
news(ニュース)
なんとなくイメージがわいたでしょうか。
はっきりとした形がないもの、切ったり、わけたりしても大丈夫なものは不可算名詞です。
液体などは、two cups of water 「コップ2杯の水」のように入れ物にいれて数えることもあります。

見なくてもいいです

もしかすると、ちょっとレベルの高いテキストなんかで、
単複同形っつてたのに fishes になっていたり、
不可算名詞のはずなのに informations になっていたり、
話が違うじゃないか!ということに出くわすかもしれません。
ここでは詳しくはやりませんが、人生そういうこともあるよ、といっておきます。
そのテキストの解説をみてください。解説がないって?まあ、そのうち詳しくやるかも。

数をたずねる言い方

「いくつありますか」と数をたずねるときは、How many + 名詞の複数形~?という文をつくります。
例)
How many CDs do you have?「あなたはCDを何枚持っていますか」
How many classes does he have?「彼はいくつ授業がありますか」
※How many のあとには名詞の複数形がくるということがポイントです。

some と any

some はおもに肯定文で使われ「いくつかの」という意味を表し、
anyはおもに否定文疑問文で使われ、
否定文では「何も、1つも…(ない)」、疑問文では「いくつかの」という意味を表します。
someとanyは、可算名詞・不可算名詞のどちらにも使うことができます。
可算名詞の場合は、some 、any の後には複数形がきます。
※many は「たくさんの」という意味です。 some 、any とよく間違えるので注意!
※否定文のときは、「1つも~ない」と訳されるので、単数形にしたくなりますが×です。複数形です。
※不可算名詞の場合(some milkなど)は、単数扱いになりますが、まあ、あまりでてきませんのでとりあえずほっときます。
例)
She has some dogs.「彼女は何匹かの犬を飼っています」
Do you have any books?「あなたは何冊かの本を持っていますか」
I don’t have any books.「私は1冊も本を持っていません」

上の説明で ” おもに ” ということは違う場合もあるということです。
が、someは肯定文、anyは否定文・疑問文で使われるのが原則です。
以下の説明は、中1の人は読まないでください。

疑問文でも、人に何かを勧めたり、Yesの答えが期待されたりする場合は some が使われます。
例)
Would you like some more tea?「もっと紅茶はいかがですか」
Can I have some water?「水をいただけますか」
any が肯定文で使われるときは、「どんな~でも」という意味になります。
例)
Any student in this school can use this computer.「このクラスのどんな生徒でもこのコンピューターを使うことができます」
※any を肯定文で使う場合は、単数形を使います。

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